酸いも甘いも塩っぱいも

しがない社会人女子の日記

【映画】羅小黒戦記を観た(ネタバレあり)

 

こんにちは、ショーコです。

 

先日、羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)の吹替版を観てきました。

Togetterでたまたま見かけて気になって前情報なしで観に行ったのですが、かなり話題になってた作品だったんですね。でも話題になるのは頷けるとっても素敵な映画でした!

(この先ネタバレありますので注意して下さい。)

 

ちなみにあらすじはこんな感じです。

『人間たちの自然破壊により、多くの妖精たちが居場所を失っていた。

森が開発され、居場所を失った黒ネコの妖精シャオヘイ。そこに手を差し伸べたのは同じ妖精のフーシーだった。

フーシーはシャオヘイを仲間に加え、住処である人里から遠く離れた島へと案内する。

その島に、人間でありながら最強の執行人ムゲンが現れる。フーシーたちの不穏な動きを察知し、捕らえに来たのだ。

戦いの中、シャオヘイはムゲンに捕まってしまう。

なんとか逃れたフーシーたちはシャオヘイの奪還を誓い、かねてから計画していた「ある作戦」を始める。

一方、ムゲンはシャオヘイとともに、人と共存する妖精たちが暮らす会館を目指す。

シャオヘイは、新たな居場所を見つけることができるのか。そして、人と妖精の未来は、果たして―』

(映画公式サイトより引用)

luoxiaohei-movie.com

 

 

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感想の語彙力の無さがすごい。

そして感想への感想の語彙力の無さもすごい…なにこれ、メビウスの輪

 

でもシャオヘイがめっちゃかわいいんです。

6歳の設定(人間にしても子どもの年齢だけど、妖精だとたぶんめ〜っちゃ若い)らしいんですけど、その幼さや素直さがすごく出ていて、かつ怒りや悲しみといった感情の時でもおもわず「かわいい…」って言ってしまうような愛らしさがあります。

 

そんなシャオヘイが元々住んでいた森を追われ、新しい居場所を探して放浪しているときに出会うのがフーシーという妖精。

(cv.櫻井孝宏って時点で「おや…?」ってなったのは私だけじゃないはず…)

togetter.com

 

そんなことも私の頭によぎりましたが、その時シャオヘイは人間に追い詰められていた所を助けてくれて、寝床や食べ物や新しい居場所を与えてくれたフーシーを慕います。

 

そこへ突如ムゲンが彼らの前に現れる。

えっ、ムゲン様人間なの!?空飛んどるけど!?っていう驚きがありました。

ムゲンを人間っていう設定にしたのはやっぱあれなのかな、「人間」対「妖精」っていう図式を明確に表現したかったからなんですかね。

それだけ、ムゲンとフーシーの立場や考えは対になっていると思います。

 

フーシー側の「人間に虐げられてきた、だから人間が憎い」とムゲン側の「人間と妖精は共存していくべきだ」って、どっちも間違いではなくて、どっちも正しい。

劇中では「善悪」や「良い人」「悪い人」といったワードが出てきていましたが、フーシーの考えそのものが善ではないけど、完全悪とは言えなくて、そこがよかった部分だと私は思いました。

 

キャラクターを嫌いにならなくていいし、世の中には「良い」と「悪い」に分類できない領域があるよねって事実を大切にしているから。

そしてその「善悪」の判断を、ムゲンもフーシーもシャオヘイに委ねているのがまた良い。

フーシーがシャオヘイと一緒にいる間に「人間は悪い」と説き吹かせる事も出来たし、ムゲンがシャオヘイを館へ連れて行く間に「フーシーはこういう悪事を働いた」と事実を伝えてすぐに懐柔することも出来たはず。

双方がそれをしなかったから、根のいいキャラクターなんだなって観ることができました。

 

それでもってフーシーのやり切れなさよ…!
ムゲンよりフーシーのが人間くささがあるじゃないか…おい…あのムゲンとシャオヘイが洞窟で館のメンバーと合流してお茶するシーンでキュウ爺がフーシーの事を「嫌いじゃないんだがな…」というくだりがありましたが、あそこでもうフーシーの考えや行動は誰しも一度は抱いたことのあるもので、みんなそれを飲み込むなり消化して今を生きているっていう事を裏付けてしまっていて、フーシー…ってなりました。

この社会の縮図と一緒じゃん!!!!モラトリアム人間なので、フーシーの行動とその顛末が非常に理解できて辛い…でもフーシーはやり出したことを最後まで突き通したことが凄いなって思いました。後戻り出来ないところまで来ちゃったっていうのは大きいけどね。

 

「ムゲン、俺は間違っているのかもしれない。だか今さら後戻りはできないんだ」

って、自分を省みてるじゃない!?ここまでの事をするのにきっとフーシー沢山のか大きなのかは分からないけど辛いことがあって、それがあってのこの展開なのに、それでもまだ一つの選択肢に振り切っていないんですよフーシーは…

 

フーシーのあのラストは良かったのかな…どうなんだろう…

せっかくシャオヘイという存在が居て、シャオヘイが「人間と共存しようよ」って言ってくれているからもう一度…って考えたけどシャオヘイのことを傷つけてしまった事実があるからそれを選ばなかったっていうこともあるのかな。

 

いや〜でもほんとにシャオヘイにとってフーシーが「一緒に暮らさないか?」って言ってくれた事はすごく嬉しかったんだなって思う。

一緒に過ごした時間はムゲンのほうが長かったはずだけど、打ち解ける速度が違いすぎた。フーシーに速攻で心を開いたのに対してムゲンには思ったより長いこと敵対してたからそこがちょっと観ていて「ん?」となったんだけど、何も知らない無垢な所へのあのフーシーの振る舞いはインパクトが大きかったんだろうな。

そう考えると、教育って超絶ムズイんだろうな〜って思った。(教育の経験がないのでこんな感想が出る)

 

ムゲン様も、最初は堅物キャラかと思いきや、かなりおちゃめな面もあってシャオヘイとは違ったかわいらしさがある。

コミカルなシーンがちょいちょい挟まるけど、どれも微笑ましくて癒された。

打って変わって、バトルシーンはめっちゃ動くし疾走感ありまくりで爽快です。スピード感とかカメラワークこれぜんぶ描いたの…うへえ…すげえ…ってなるけど絵柄自体はシンプルだからくどくないと思います。

 

ストーリーは王道かもだけどキャラクターがとにかく良い!!!!のでまだ観てなくて気になってる方はぜひ…!

シャオヘイかわいいぞ!!!!